旅・・・好きでした。 [ちょこっとエッセイ]
独り者の時にはよく一人旅をしていた。
血が東北地方の純血種なもので(親父が福島、お袋が山形)、そちらをを頻繁に廻っていた。
(青森・秋田・山形・岩手・福島。 何故宮城には行かなかったのだろう。)
あの訛りを聴くと、なんとなく心が落ち着くのだ。
特に冬が良い。
寒い時に寒い地方に行くのがなんともたまらない。
温泉宿やホテルの近くの居酒屋等で地酒の熱燗を飲むのが最高。
そして旬の肴や郷土料理を食べて、程よく酔っ払ったら部屋へ戻って、持参したバーボンで氷柱のオンザロック。
ロックを飲むと何故だか覚醒する。 (今でも。)
その頃は良く鼻が効いたので、旅先の居酒屋でも店構えを見ただけで良い店かどうかすぐに解かったが、今はもう駄目。
やっぱりちょこちょこ歩かないと駄目だね。
フロントの人やガイドブックに頼り始めてからどうもよろしくない。
後は、北海道・新潟・長野・島根・鳥取。
随分走ったもんだ。
以上の県は一人旅で車で行ったが、冬場はJRの周遊券を使った。
結婚してからは新婚旅行で、姉貴の墓参りがてら、福岡経由で宮崎まで二人旅。
(新婚旅行で墓参りとは、どんなもんだろうか。 これも車でだが、途中に兵庫で一泊。)
20年前の私の記憶を頼りにお墓を探したのだけど、手掛かりが「高台に有り、そこから日南の製紙工場見える場所。」
それだけ。
(以前、印刷会社に務めていたことがあって、とある製紙会社の工場が日南に有る事を知っていたので、その工場が印象に残ってい為に覚えていた。)
あちらこちらを訪ね歩き、最後は警察署で聞き、やっと判明。
そして、鹿児島・大分・山口・山陰地方を廻り、長野を経由して帰って来た。
他にも能登半島や静岡にも行ったけ。
最近はと言えば、三人で例の大阪・三重や物件探しの福島。
それ位かな。
不思議な事に四国地方だけ廻っていない。
(赤字は宿泊地。)
一人旅はもう出来ないだろうけど、もう少し日本を見て廻りたい。
なんて思ってる。
だいぶ大雑把な都道府県廻りの記になってしまったけど、また旅について語る時にはもっと細かく綴ってみたいと思っています。
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